9月8日


・・・また3日目の朝がきた、新しい朝が


ヤブ「てーへんだてーへんだ!」

tan-chan「・・・んあ、どうした?」

ヤブ「外を見てくれよ!」


騒々しい奴だ。どらどら・・・




ーートンネルを抜けるとそこは雲ひとつない青空だった。






マー「うわあ、トイレ行ってこよ」



でた。



でかぶつ「me too」



でた



リトル「おれ、のど、かわく。」


・・・






一同「泳ぐっきゃな―――イ!!」







しかあし!


風がつええ・・。







ー昨日のダイジェストー



ビュウぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーー!




tan-chan「しかっし、こうやって焼くのもいいもんだ。」




マー「そうそう、こうやって砂が体を強く叩いて・・・・





  この、うんこ!! 


  

できるか!ツブがいてーんだよ!」






・・と、いうことだ。


オレは、オレは・・


どーしても焼きたい!!



ソコデ!




プールで焼くことにしちゃいました!

(写真はその時のやつス)



tan-chan「よっしゃ!朝デニ食ったら行こうぜ!」




・・しかし彼はこのプールが後に起こす悲劇をまだ知る由もなかった




ジリジリジリ、あっちいな


焼くこと3時間くらい。


すっかり、焼けたと見ていい感じ!


ケロイド、バカ痛い。







リトル「ジュース買ってこよ」


ヤブ「オレも。」


でか「あ、じゃあオレモ。」


tan-chan「俺も行くか」








彼、コーラ。買ってきた。


缶を開ける前に。なにを思ったかプールに投げ入れた


ぷかーーと浮いてきて、日差しを浴びて光るプール。


その上にコーラの赤い缶。




「これって青春ぽくね?」



そう言うつもりだった。


だけど、実際缶は上がってこなかった。


なぜなら中身、まだ入ってる、重い。・・沈む





「お前、バカじゃねーの?」

「浮くわけないじゃん。死ねよ」

とても友達とはおもえない言葉たち。






彼、取りに行こうおもた。


みんなの手助け?もありプールに突き落とされた。


バッシャーーーン!

「はっはっはっ」


(笑いながら)やったなぁ・・・。


彼、とりあえず、コーラ拾った。


そして、気づいた。




なにか、いる



いやその表現は正しくない。


正確には、ある。


彼ははっとした


恐る恐る、そいつをつかみ引き上げる。


彼の予感は当たった





「けいたいでんわ」





tan-chan「ど、ど・・・







ドヴォイ!!!



(新作、DA PUMPツッコミ)











ー様々な回想ー



友達O「オレさ、携帯雨んなか放置しててよー」

tan-chan「ハハ、おまえバカじゃん」


友達W「なんか、水は保証してくれないらしい、、まじうぜえ」

tan-chan「おまえが浸すからわりーんだろ」


兄貴「一万かかった、水ちょっと入っただけの修理代」

tan-chan「携帯も泣いてるぜ、どうして水につけたってな。」








うわあああああああああん!



俺が悪かった!

悪かったああ!






そして・・もう片方にはポッケに財布。


8、9人の野口英世がしわくちゃにおれをにらむ。





そしてtan-chanは顔を上げる。


こんな時、友達なら・・・




「あ、でた!困った顔!」


「(爆笑)」


「なんで防水ついてねーんだよ、SINGO見習えよ。」






だよな、
こいつらに期待したオイラが馬鹿だったさ。




こうして携帯はどこか遠くに・・・逝った。


けれど、オレは忘れない、

携帯と共に過ごした日々、さ。

俺の中に携帯は生きている

そう、今も・・・

さようなら、

ありがとう

















さっ新しいのにしよ!






ここ、こここここここんなことでは


ぜ、ぜぜぜ全然うろたえないもんねっ!







それから、海に行った。


海はおれたちを荒く、そして冷たく向かい入れてくれた





昆布とったどー!



ちがうな








「考えてみたら、俺たち競走したことないな」



「そーね」



「いっチョやってみるか!」



「やるか!?あの線ゴールな」





ヨーイ、ドン!






めっちゃ走った。



はたから見れば馬鹿だろう。



なんか映画のワンシーンみたい



これで、ゴールしたら女の子が待ってて・・・


青春映画や!


負けられねえ!

















ーーゴールを抜けるとそこは雲ひとつない青空だった・・・



ただ、それだけ





・・・3日目、終わり