ポテトチップスを一人で食べることの意味


「おまえ、いくつ?」


「いや、まだ一個しか」



「おまえ、それ何杯目?」


「いや・・・まあいいじゃん」




とある24歳と20歳の兄弟の会話である。




これは一人っ子には決してわからないだろう。



一個のポテチを丸々食べることは



ウチではおそろしい犯罪である。



罪悪感が半端じゃない!!



軽い軽犯罪より重いね。




今日だって



兄「おまえがめっちゃ食ったからオレの分が一杯しかなかったんだけど」



オレ「いや、でもお前だって昨日あれ食ったろ?」



兄「・・・」



オレ「いや、やめよう。みみっちいよ。オレらもう20越えてんだからよ!」



兄「・・・」




え!シカト!?




たったオムライス一杯で!?




こんなんが日常茶飯事に起こる。



もちろん逆の立場も多い。



そういう時は「ぶっ飛ばしてやろかな?」と思ってしまう。




だからポテトチップスが一個あってそれを丸々食べてしまったとき、もしくはあまりに中身が少ない場合は証拠を消さなければならない。
(我が家ではこれを「隠滅」と呼んでいる)




一人っ子の家に遊びに行くと500ミリのペットボトルやポテチを一人で食ってたりする。


もちろん我が家ではジュースにも先ほどのような争いが起こる。
ので、買う時はいつも1、5リットル。


だからボクには一人でジュースを一本飲んだり、おやつ的な奴を食べるとすぐお腹がいっぱいになる。なぜかあいつらだけは入らない。



四人兄弟の友達とかはどうなのだろう?きっと世界大戦クラスだろう。




ウチでは親父も参戦する。奴は強敵で部屋に持ち込まれる可能性がある。



たまに兄とボク両方食べてないのにほとんどない場合、二人の怒りは奴にぶつけられる。







今日、ボクは久しぶりにポテチを一袋食べてしまった。



そして「隠滅」した



だから、ここで懺悔いたします。