小説のような出会い


あれはいつの事だったか。


京王線に乗ってたボクは相変わらず隅っこで立って読書。


そこになんかうろうろしてるアジアな人が一人。


ボクに目を付けたらしく。



「アノ、スイマセンハシモトにイクニハコレデダイジョブデスカ??」


韓国人ポイな・・・


クウォン・サンウの偽物みたいな顔してる。



「あ、これ乗ってれば着きますよ。終点です」



といい、ボクが南大沢で降りる時も、


「あと一つですから(急行なので)」



と言付けして降りてあげた。外国人には最大の礼を尽くしてしまう所が日本人。


彼はボクにお礼をいいお辞儀して別れた。



その一週間ののち・・



新宿で降りるボク


改札を通る時、ふと顔を挙げるとこっちをにらんでる奴が。



ボクは瞬間で気づいた「彼だ」と




「あれ?どうも!!」見たいな感じで


彼も「コノマエハアリガトウ」とカタコトで応戦。



そして笑顔で別れる。




そしてさらに二週間後。


地元の駅で降りて家へと歩くボク。


前から男と女。



カップルか・・・こんな夜中に」



すれ違う時、男と目があう。



二人「ん・・・?」




こ、こいつは!?




二人してすれ違いザマに立ち止まり




爆笑





オイラ「ここ住んでんすか!?」



男「住ンデマスヨー!!アナタも?」



オイラ「ええ、ええ。」



なんかどうやら家はかなり近いらしい。



年も同じぐらい。



ここまで来ると連絡先の一つもきかなあかんかな?


と思いつつ(向こうもそんな空気だった。)


なんも聞かず



「また(笑)」



と別れた僕たち。



それから半年ぐらい。彼とは会っていない。



ベッタベタな運命的出会いである。




男だけどな!!



世の中そんなうまくはいかないモンである。


でもあれは自分の人生のなかでナンバーワンの奇跡的イベントだった







PS:ボクの母ちゃんはいつになったら韓流を止めてくれるのでしょう・・


やはり、ボクは韓国が嫌いです。

「円を返せ。」